『この世は戦う価値がある』は、仕事や人間関係に疲れ果てた25歳の会社員・伊東紀理が、自分自身の人生を取り戻していく物語です。
これまで周囲の人を優先し、自分の気持ちを抑えながら生きてきた紀理。
しかし、ある出来事をきっかけに、これまでの人生における「貸し借り」を清算する“人生の総決算”を始めます。
そんな本作には、紀理の生き方の変化を感じられる言葉だけでなく、西野や周囲の人物の優しさ・価値観が伝わってくるセリフも数多く登場します。
この記事では、『この世は戦う価値がある』を読んで個人的に特に印象に残った名言・名セリフを、登場した場面とあわせて紹介します。
※この記事には『この世は戦う価値がある』の内容に関するネタバレが含まれています。
この世は戦う価値があるのキャラクター紹介記事は下記で紹介しています。
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今回紹介する名言・セリフはこちらです。
- 奪われたものは取り返す
- 昔の伊東に戻ったんだよ
- お前には器があるんだよ
- 私の人生に価値があったのかを
- 孤独と生きろ君にはできる
奪われたものは取り返す
伊東紀理の名言。
これまでの紀理は、自分の気持ちを我慢しながら、周囲の人のために尽くして生きてきました。
しかし、限界を迎えたことで、それまでの生き方を大きく変えていきます。
我慢してきたことと向き合い、返していないものは返す。
そして、自分から奪われたものは取り返す。
実際に元彼とのお金の問題にも向き合うなど、紀理は言葉だけではなく行動に移していきます。
この言葉からは、誰かのために自分を犠牲にする生き方をやめ、「自分の人生」を取り戻そうとする紀理の強い決意が感じられました。
単純な仕返しというよりも、これまで曖昧にしてきた人生の貸し借りをひとつずつ清算していく。
『この世は戦う価値がある』の“人生の総決算”というテーマを象徴する名言のひとつだと思います。
昔の伊東に戻ったんだよ
西野の名言
多くの同級生に、借りていたものを返す過程で凄く変わったねと言われることが多かった。
そんな中で、西野は昔の明るくて元気な伊東に戻ったと喜んだ。
弟がなくなった伊東を元気づけようとするなど心優しい西野の人柄が伺えたシーン。
お前には器があるんだよ
西野の上司川島さんの名言
西野が保険詐欺に遭い、父親がケガした母親に満足に保険金を渡せなかった。
人を助けたいと思い入った会社でうまくいかず、心が折れかけていた。
そこにすべての人が善人ではない。親に大切に育てられ優しく思いやりのある人間であることを伝え、西野しかできないことがあるはずだと伝えた。
上司の川島さんカッコイイ!
私の人生に価値があったのかを
伊東の名言
自分が心の底からやりたいと感じたことを全てやってみた結果、
どう感じるのか、自分の人生に価値はあるか知るために会社を辞め、やりたいことだけに力を入れてと上司に伝えた。
孤独と生きろ君にはできる
先生の名言
自分の意思を貫くことは、他人に影響を与えて、ときには波紋を作り出す。
意思を貫く代表として孤独がつきものだが、今の伊東ならできると伝えた。
『この世は戦う価値がある』名言・セリフまとめ
今回は、『この世は戦う価値がある』の中から、個人的に印象に残った名言・名セリフを紹介しました。
物語序盤の伊東紀理は、仕事や人間関係の中で自分の気持ちを抑え、周囲の人を優先して生きています。
しかし、「人生の総決算」を始めたことで、自分が本当にやりたかったことや、これまで目を背けてきたことに少しずつ向き合っていきます。
特に、
「奪われたものは取り返す」
という強い決意から始まり、
「私の人生に価値があったのかを」
という問いへと変化していく紀理の言葉からは、単純な仕返しだけでは終わらない本作の魅力が伝わってきます。
また、西野や川島、先生など、紀理の周囲にいる人物の何気ない一言にも、それぞれの優しさや生き方が表れています。
『この世は戦う価値がある』は全5巻で完結しています。
紀理が始めた「人生の総決算」が最後にどこへたどり着くのか。
名言だけでなく、紀理自身の生き方の変化にも注目しながら読んでみてください。



最後まで読んでいただきありがとうございました

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