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カルビンベンソン回路を理系大学生huoがわかりやすく解説

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今回は、カルビンベンソン回路についてわかりやすく解説していきます。

カルビンベンソン回路は、高校の生物でもよく問題としてもでてくる範囲なのでこの記事でカルビンベンソン回路で悩んでいる人は理解しましょう。

カルビンベンソン回路は、光合成のさいに行われる反応のこと。

ルビスコという炭素を固定する酵素を利用し行われています。

さっそくカルビンベンソン回路について説明していきます。

目次

カルビンベンソン回路とは

カルビンベンソン回路とは、葉緑体のストロマで行われる光合成反応である。

チラコイドで行われた光学反応で得られた

NAADP、CO2、ATPを利用してブドウ糖や炭水化物を作る反応が行われています。

作られた炭水化物は、呼吸、アミノ酸、脂質、糖の合成に利用される。

カルビンベンソン回路が1周するとブドウ糖の元になる炭水化物が作られる。

カルビンベンソン回路は、光を利用しないので気をつけてください。

C3植物とは

カルビンベンソン回路では、二酸化炭素を固定化し炭素数3の化合物を作る。

そのためカルビンベンソン回路のみを持つ植物を C3植物 と呼ぶ。

C4植物やCAM植物といわれる植物も存在する。

カルビンベンソン回路の全反応式は
6CO2+12NADPH+18ATP➡C6H12O6+12NADP18ADP+6H2O

カルビンベンソン回路の経路

カルビンベンソン回路は、4つの経路に分けることができます。

炭酸同化、還元反応、等の合成、ルビスコの再生産の4つの段階で行われる。

カルビンベンソン回路の炭酸同化とは

炭酸同化とは、生物が二酸化炭素から有機物(ブドウ糖やデンプンなど)作る過程のことを言います。

カルビンベンソン回路では、炭素数5つのルビスコ分子3つを二酸化炭素と結合させます。

そして炭素数3のPGA(3-ホスホグリセリン酸)を6つ合成します。

ルビスコとは

ルビスコとは、炭素固定反応を触媒する酵素のことです

炭酸同化のところでルビスコ分子が二酸化炭素と結合する部分が

二酸化炭素の固定反応と呼ばれています。

カルビンベンソン回路の還元反応

カルビンベンソン回路では、ATPとNADPHによってPGAが還元されます。

還元されるとG3P(グリセルアルデヒド-3-リン酸)が作られる。

G3Pは、6分子作られる。

カルビンベンソン回路の糖合成

G3P分子6のうち1つが糖の合成に利用されます。

残りの5つのG3P分子5つは、ルビスコの再生産に利用されています。

カルビンベンソン回路のルビスコの再生産

G3P分子5つを利用して3つのルビスコの再生産している。

G3Pの炭素数は、3でルビスコの炭素数は5つであるため再生産可能と言える。

カルビンベンソン回路まとめ

今回は、カルビンベンソン回路について解説を行いました。

少しでも役に立てていれば幸いです。

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